私たちは、あらゆる「廻り」の中で生かされている。
過去も、未来も、愛も、人脈も、お金も、
流行も、自然も、空気も、良いも、悪いも
全ては廻っている。
循環の中でそれぞれの運命が枝分かれて、導かれる。
地球も。私たちも。
私たちは、時代や流行という目まぐるしいサイクルの中で
創造を続ける。
未曾有と普遍を追い求めて。
この先、何世紀と残り続けるものを創るために
日々をやめない。
別れの時まで。
はたして、何かを残せるだろうか。何かを紡げるだろうか。
ゆるやかに若さを溶かしながら。
日々を紡いで、葛藤を超えて。
それはまるで、地球がホメオスタシスを持つように。
そんな、美しく儚い私たちの足掻きを―――。