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文化服装学院 生産管理実習室の教員が主体となり今年の4月より進めてきた『Made in Bunka 福島にTシャツを送ろう!』プロジェクト。
11月19日(月)、教員2名と学生代表としてアパレル技術科生産システムコース飯山智奈美さんが、福島県いわき市 高久第10応急仮設住宅 楢葉町サポートセンターを訪問。 飯山さんが主体となって目録の贈呈とプロジェクトの報告を行い、現地担当者の方には、たいへん喜んでいただきました。 
贈呈した350着のTシャツは現地の訪問スタッフの方々によって配布いただく予定です。
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学生代表の飯山さん(左)と、現地スタッフの青山さん
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今回のプロジェクトを担当した学生たち
当プロジェクトを担当した教員の言葉:
「東日本大震災からすでに1年以上経過し、東京では徐々に震災の記憶が薄れている中、福島では今尚、自宅に帰ることもできず他の市町村で暮らしている方々がたくさんいます。企画を立案している中でそういった現状を再度認識し、プロジェクトを形にしたいと考えました。
協力企業様のお力添えもありプロジェクトの準備も着々と進めることができました。企業同士も声を掛け合っていただき、改めて人の繋がりの重要性を感じました。
9月に入り文化祭の準備が始まると、学生スタッフも集まり協力的に作業を行っていました。また、学内でも協力の輪は広がり、プリントをするためにテキスタイルデザイン科でシルクスクリーンの準備をしていただいたり、人手が足りないときはショー委員会から舞台係の学生が手伝いに来たり、クラスの学生が手空きの時間手伝ってくれたりと、様々な教員、学生の協力がありました。普段は1点ものしか制作しない学生たちは350着というノルマを目標に準備を進め、本生産も同様に作業を繰り返し行うことにより、スキルアップしたことも実感できるレベルまで達することができました。また、自分以外の方々が着用するという責任感もあり材料の取り扱いも普段以上に注意できていたと感じています。このような形で生産が完了できた時には、学生スタッフそれぞれに達成感があったと、各自の感想文から読み取ることができました。
丁寧に生産しましたが、プリントや縫製に多少のバラツキも出てしまいましたが、これも手づくりの味とご容赦下さい。しかし、気持ちはたくさん詰まったTシャツとなっていますので、ぜひ楢葉町の皆様に着用していただければ幸いです。」
企画内容とこれまでの流れ↓
http://bunka-fc.ac.jp/news/2012/09/made_in_bunkat.html

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