スクーリング
スクーリングNo.6・No.16「体型と補正(原型を着る)」に出席の方は、各自のサイズで作図した原型(添削済みのもの)の型紙を別紙に写し取り、さらにシーチングで裁断して縫い合わせたものをお持ちください。
縫合せ方は、服装コースを受講している方は、テキスト「基礎」の83〜84ページを参照してください。
パターンコース、その他を受講している方もいらっしゃると思いますので、テキストの一部を抜粋して準備品の下に掲載しました。参考にしてください。
【準備品】No.6/No.16 体型補正(原型を着る)
・各自サイズでの原型作図(すでに添削点検を受けたもの【注】) ・シーチングを使用して縫い合わせた身頃と袖
・ピンクッション ・しろも、テープメジャー ・小ばさみ
・作図用具一式(L尺、方眼定規、Dカーブルーラー等) ・筆記用具一式
・服装コース受講/修了生のみ「通信教育 服装コーステキスト・基礎」
【注】通信教育受講生以外の方や、原型の添削を改めて希望する方は、通信教育部までお問合せ下さい。
→文化服装学院 通信教育部(03-3299-2233)
1. 原型の型紙にダーツ、布目線(前後身頃の中心線、バストライン、袖山線、袖幅線)を正確に引き入れます。
2. さらにバスト、背丈寸法、製作年月日、名前などを記録して おくとよいでしょう。
3.型紙の訂正をしましょう。
a.肩ダーツやウエストダーツは縫い合わせると必ずくぼみができるので、あらかじめ、図のように縫い合わせた状態に型紙をたたんで訂正しておきます。
b.衿ぐり・袖ぐり線は前後身頃の肩線を突き合わせて、線のつながりがきれいになっているかを確かめます。
c.ウエストラインは身頃の前後脇を突き合わせて袖つけ線も前後の袖下を突き合わせて全体をつながりのいいきれいな形になります。
▶仮縫い用トワル(シーチング)の準備
1.トワルに布目線を入れる(布目を通す)
トワルの織り糸が水平・垂直になるようにアイロンで形を整え布目線(原型の前後身頃の中心線、バストライン、袖山線、袖幅線)の目安となるところに、いろも(色糸)で並縫いします(鉛筆で線を引いてもよい)。
2. 粗裁ちする
布目線が重なるようにトワルの上に原型の型紙を置き、縫い代分を考慮して、適当な位置でパーツごとに粗裁ち(切り取い)します。パーツごとに切り取ることにより、このあとの作業がやりやすくなります。原型のサイズによって図のように並べられない場合は、縦一列に並べてもかまいません。
▶縫い代・印のつけ方
わかりやすい色のチョークペーパーで、布の両面(表側と裏側)に原型を写し取ります。ダーツ線やバストポイントも忘れずに印をします。これは、縫合せでは裏側の印、仮縫い補正では表側の印を目印としなくてはならないためです。縫い代にそって裁断します。
▶身頃の縫い合わせ順序と縫い合わせ方
1. 縫合せ順序
①ダーツ(ウエストダーツ、肩ダーツ、胸ぐせダーツ) ②背中心 ③肩 ④脇 ⑤裾 ⑥上前端
2. 縫合せ方
縫合せはしろも(白糸)1本どりで、並縫いまたは一目落し縫いで縫います。
①ダーツは、いずれも出来上りの印より2針(約0.5cm)縫い代側から縫い始めます。ウエストダーツ、肩ダーツは中心側に、胸ぐせダーツは下側に倒します。(A図参照)
②背中心は、ウエストダーツ分量の入った位置を縫い代の端から端まで縫い合わせ、縫い代は右身頃側に倒しま す。(B図参照)
③肩は、サイドネックポイントからショルダーポイントに向かって、図のように縫います。縫い代は、後ろ身頃側に倒します。(C図参照)
④脇は、D図を参照して縫い合わせ、縫い代は前側に倒します。
⑤裾を出来上り線で折ってしつけで押さえます。
⑥前中心は、右身頃(上前端)は出来上り線から折ってしつけで押さえ、左身頃はそのままにしておきます。
*衿ぐり線と袖ぐり線はいろも(色糸)で縫い印を入れます。
▶袖の縫い合わせ方
①袖山にぐし縫いをします。糸の両端は玉止めをせず、長めに残しておきます。
②袖下を縫います。縫い代は割るか、または前袖側に倒します。
③袖口を出来上り線で折ってしつけで押さえます。
*袖は身頃と縫い合わせなくてよいです。
購買部8:50~16:50/食堂11:00〜13:00
受講料 7,500円
(通信教育受講生以外の方は8,000円)
10:00~16:00
会場:文化服装学院内 当日エントランスにて発表