Q1.このコースの特徴は?
ファッションをベースに、メイクアップについて学んでいきます。技術だけでなく、美容に関する知識もしっかり勉強できるのがポイント。ヘアやネイル、エステなどの授業があるのも魅力です。美容学校と違う点は、トータルファッションでメイクをする考え方が備わるところ。文化祭など学内のファッションショーに携わることが多いので、他科の学生と交流しているうちにその考え方がだんだんと身についていくのがわかります。
Q2.文化服装学院を選んだ理由は?
祖母が日本舞踊を習っていたので私も小さい頃から踊っていて、化粧も同時に覚えるようになりました。父は美容師、姉は化粧品の開発。そんな環境に育ったので美容の世界に憧れるのは当然というか……。でも高校生の時にファッションにも目覚め、その両方を勉強できる学校を探していたら、先生から「文化がいいよ」と勧められて文化祭へ。そこで見たファッションショーに感動し、「ここに行く!」と決意しました。
Q3.好きな授業は?
エステです。フェイシャルマッサージを行ってからメイクをすると肌の乗りが違います。プロのメーキャップアーティストは必ずメイクをする前にします。だからメイクを学ぶうえでエステは欠かせません。前期は練習用のマネキンを使いますが、後期になるとクラスメイトがモデルになって実際にフェイシャルマッサージを1時間ほどかけて行います。手をかければかけるほど肌がきれいになっていく。そこに魅力を感じています。
Q4.将来の目標は?
エステの授業がきっかけで目指したい道が見えてきました。先生に相談し、その授業の外部講師を務めるエスティシャンの方に志願したところ、その方が手がけるエステサロンでの就職が決まりました。文化でエステのほうに進むのは初めてだとか。興味を持ったことは勇気を出して突き進むことが大事だと思います。文化で学んだことを活かしながら、またやってもらいたいと言われるようなエスティシャンになりたいです。
Q5.一日を円グラフで表すと?
実家から片道2時間ほどかけて通っています。早く着いて授業前に課題をするのが定番です。服もコスメも欲しいので、アルバイトは欠かせません。平日は通学途中にある百貨店の地下のサラダ屋さんで、週末は地元の映画館で働いています。
取材内容は2019年3月時点のものです
![卒業制作はフクロウがテーマにしたメイクを発表。眉毛に羽をつけてリアル感を出しつつ、モード感のある美しい世界観を表現した。](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/1-2.jpg)
![作業に入る前に必ず手がけるメイク案。コンセプトを定めてイメージ画を描き、表現したいことを整理するのに便利。写真は卒業制作作品のメイク案。](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/2-2.jpg)
![課題で制作した、つけまつ毛。「鳥が好きで作品によくモチーフとして使います。この時はダチョウがテーマで羽をつけたのがポイントです」](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/3-2.jpg)
![メイクアップ実習室での授業風景。「最初は緊張して手がガタガタ震えましたが、今ではすっかり慣れてスーピーディに」](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/4-2.jpg)
メイクをする考え方が備わります。