Real Voice of BFC Student 2018
Ⅱ部服装科
糸井 弥
Wataru Itoi
埼玉県立大宮中央高等学校卒業
- 就職先:
- 株式会社マッシュホールディング 営業
- 好きなショップ
- Soner
- (前の仕事でお付き合いのあった宇都宮にあるセレクトショップ。マニアックな品ぞろえでおもしろいです)
- 影響を受けている人
- 兄、日置貴哉
- (ファッション好きの兄にはいつも助けられています。そして兄の友達でデザイナーの日置さんに出会って人生観が変わりました)
- マイコーディネイト
- 自分で書いたメッセージ入りのシャツをポイントに全身黒でモードっぽく決めました。羽モチーフのネックレスはAnn Demeulemeester。
いつも服づくりを学んでいる教室にて。「クラスは少人数でアットホームな雰囲気。先生との距離も近いので、わからないことがあったらすぐ質問します」
卒業制作のファッションショーで披露した作品。「Re:CREATORSというアニメに登場するメテオラをイメージしてつくりました」
愛用中のバックパックはKRIS VAN ASSCHE。「デザイン性と機能性の両方を兼ね備え、重宝しています」
早く学校に着いた時は図書館に行くように心がけているそう。「希少性の高い本が充実しているので、Ⅱ部の学生も絶対に利用するべきです!」
Questions & Answers
- この科の特徴は?
- 服づくりを中心に学ぶ夜間のコースです。学費が安く、昼に働いたり別のことを学んだりすることができます。月、水、金の3日間を基本として1日2コマの授業で構成され、服づくりに特化しながらもファッションビジネスや西洋服装史などの座学もあり、技術と知識をバランスよく学べるのも、この科の魅力の一つ。クラスは少人数ですが年齢もキャリアもバラバラで刺激を受けることが多く、Ⅰ部(昼間部)で教えている先生もたくさんいるので、学ぶ環境としてはすごく良いと思います。
- 文化服装学院を選んだ理由は?
- 自分が10代の時、ストリートスナップのフォトグラファーをしていた兄の姿に影響を受けてファッションの世界に興味を持ちました。当時の兄はUNDERCOVERに夢中で、自分も借りてよく着ていました。兄の友達に文化卒の人が多く、スナップサイトでよく載っているおしゃれな人も文化生が多かったので、服飾の専門学校に行くならそこ!と決めていましたが、親から学費が高い言われてしまい……。相談した結果、Ⅰ部(昼間部)より学費が安いⅡ部(夜間部)へ。
- この科を選んだ理由は?
- 自分が入った時はⅡ部(夜間部)はまだこの科一つだけでした。(※現在はⅡ部ファッション流通科も設置)服づくりの経験はなくて不安でしたが、将来その経験がきっと役立つと思いましたし、やっぱりどうしても文化に入りたかったので、この科を選びました。
- 好きな授業は?
- 西洋服装史です。服の起源から軍服やワークウェア、デザイナーの誕生秘話など様々なことを教えてくれます。映像を流しながら、それと音楽やアートのカルチャー話も交えながら教えてくれるので、おもしろくて頭に入りやすいです。座学だと途中で眠くなる瞬間もありますが、この授業は一度もありません!
- 思い出に残ったことは?
- 実は2年次の途中で休学しています。服づくりに全く追いつけず、クラスともなじめず、将来が不安になってしまい精神的に苦しくなってしまいました。一度リセットしようと思い、親と先生に相談して休学しました。退学の選択もあったかもしれませんが、やっぱり憧れの文化で学びたい気持ちが心の中のどこかでまだありました。休学中の1年間は、兄から友達でデザイナーの日置貴哉さん(※ブランド名はTakaya Hioki。文化の卒業生)を紹介してくれ、彼のもとで服づくりの手伝いをしました。そこで服づくり以外のこともいろいろと経験出来ました。大変な事も多かったのですが楽しさのほうが上回っていました。気づいたら、あれだけ服づくりが理解できなかったのに、頭の中でビジョンを立てながら服をつくれるようになっていて、また文化で学びたい気持ちが蘇ってきたんです。そして復学。2年次から再スタートを切りました。授業も課題もついていけて、友達もできて、充実した日々を送っています。
- 学生生活で大切なことは?
- この科で昼は働いている人は絶対にファッションの仕事をしたほうがいいです。学業と仕事がリンクしていると、覚えるスピードも早いですし理解度も違う。それにファッションが好きでポジテブな自分をキープできると思います。休学中は日置さんの仕事とは別に古着屋でも働き、高級ブランドから希少性の高いアイテムまで様々な服に触れたことも自分にとって良かったみたいです。やっぱりファッションが好きだな、と。その古着屋は今も働いています。
- 将来の目標は?
- いつまでもファッションが好きな自分でいられるように、楽しい気持ちを忘れず全力で仕事に励みたいと思います。
- 一日を円グラフで表すと?
-
昼は古着屋で販売と買取の仕事を任されています。接客のノウハウが身につき、人と話すのがもっと好きになりました。今は実家を離れて兄と一緒に暮らしています。お互いに服を貸し合い、いろんな格好に挑戦しています。
卒業制作のファッションショーで披露した作品。「Re:CREATORSというアニメに登場するメテオラをイメージしてつくりました」
愛用中のバックパックはKRIS VAN ASSCHE。「デザイン性と機能性の両方を兼ね備え、重宝しています」
早く学校に着いた時は図書館に行くように心がけているそう。「希少性の高い本が充実しているので、Ⅱ部の学生も絶対に利用するべきです!」
卒業制作のファッションショーで披露した作品。「Re:CREATORSというアニメに登場するメテオラをイメージしてつくりました」
愛用中のバックパックはKRIS VAN ASSCHE。「デザイン性と機能性の両方を兼ね備え、重宝しています」
早く学校に着いた時は図書館に行くように心がけているそう。「希少性の高い本が充実しているので、Ⅱ部の学生も絶対に利用するべきです!」