Q1.このコースの特徴は?
ファッションは服だけでなくメイクも重要だと気づき、私はこのコースを選びました。メイクアップの専門的な知識と技術が身につくほか、美容や健康に関すること、ネイルやエステ、さらに特殊メイクや企業コラボなど、このコースでしか学べない実践型の授業も充実しています。ファッションの勉強もするので、トータルコーディネートとしての表現豊かなヘアメイクを考えられるようになります。学んでいく中で美意識が高まっていき、クラスみんながきれいになっていくのも、このコースの魅力です。卒業した先輩たちは美容部員をはじめ、ウエディング会社の専属メイクアップアーティストやエスティシャンになっています。
Q2.文化服装学院を選んだ理由は?
日本に来るまで台湾でホテルの仕事をしていましたが、手に職がつく仕事をしたく、ファッションが好きだったこともあり、その道に進もうと決意。でも台湾には自分が学びたいファッションに特化した学校がありませんでした。文化服装学院は台湾でもファッション好きの間では有名。決断には勇気がいりましたが、やるからには頑張ろうと思い、勤め先を辞めて日本に留学。語学スクールに通い、その後文化に入学しました。
Q3.好きな授業は?
メイク実習です。クラスメイトの顔をモデルに、自分が考えたメイクを実際に施していく授業です。思い通りの表現ができたときや、クラスメイトの表情が変わりきれいになったとき、最高にうれしさを感じます。どの授業も好きですが、この授業は達成感をすごく得られるので毎回気合いが入ります。最初は自分らしさが表現できませんでしたが、テクニックが向上するにつれて、好きな世界観が確立されてきた感じです。ナチュラルなベースづくりを大切にし、目元や唇にポイントを置いたメイクを心がけています。
Q4.学生生活で心がけたことは?
自立心を持ち、自分の行動に責任を持つようにしていました。意を決して会社を辞め、日本に留学したのでなおさらです。やる気のないまま学生生活を送ったら、たとえ無事に卒業できても身についたスキルは乏しく、自分が納得する職にも就けないと思います。ファッションの教育機関として文化は本当にすごい。真剣に取り組めば取り組むほど、自分にしかできない表現が生まれてきます。特にこのコースは美容系の学校とは違い、ファッションとしてのメイクアップを提案できるのが強み。就職の面接でも有利だと思います。学生生活は長いようであっという間。自立心を忘れずにたくさんのチャレンジをしてください。
Q5.1日を円グラフで表すと?
![](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/realvoice2020_binsei_graph.gif)
※取材内容は2020年3月時点のものです。
![卒業制作作品は「高嶺の花」がテーマ。近づきがたい美しさを持つ真っ赤なバラをイメージしたそう。「目元と唇の赤が映えるように、肌のベースや髪のニュアンスにもこだわりました」](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/realvoice2020_binsei_aside_01.jpg)
![課題作品。「桜をモチーフにした和のメイクを提案。イメージ写真を載せながらメイクアップのポイントをイラストで解説するカルテを作成し、それを基にしてメイクを施して撮影します」](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/realvoice2020_binsei_aside_02.jpg)
![アートメイクの課題で制作した、つけまつ毛。服や小物のスタイリング、撮影の演出もディレクションしている。「パールやスパンコールを用いてマーメイドの美しさを表現してみました」](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/realvoice2020_binsei_aside_03.jpg)
![自分自身が使うお気に入りのコスメ。「透明感のあるシンプルでナチュラルなメイクが好きです。授業ではコスメをたくさん使いますが、私のメイクはこの4つがあれば完成します(笑)」](https://www.bunka-fc.ac.jp/_wp/wp-content/uploads/realvoice2020_binsei_aside_04.jpg)
表現力がより豊かになります。